信玄棒道の石仏
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 JR小海線の甲斐小泉駅近くを横切る棒道に沿って西国・板東の観音像が数kmにわたり36体ほど安置されています。
  信玄の時代から 300年ほど後の江戸時代に地元有志により造立されたようです。

  駅 北西側の板東 1〜16番観音は徒歩で往復 2時間ほどの散策になりますが大変野趣豊かでお勧めコースです。
  駅 北西側の西国 25〜33番、南東側の 1〜23番観音は時間がとれず車での移動となりかなり見落してしまった...... 駅近くの三分一湧水に駐車し一日かけ徒歩がのぞましい。

 駅方向からの舗装道路を南下すると 15番が見つからない、案内板も無く探すのに 1時間以上も費やしてしまった。
  舗装道路右側の桜の木の下の 17番が目標です、その 50m先に左に曲がる細い砂利道に入ると 15番があります。
 
  棒 道:戦国時代に甲斐の武将 武田信玄(1521〜1573年)が北信濃を攻めるために造った軍用道路で、八ヶ岳の麓をまっすぐに伸びてることから棒道と呼ばれています。
  歴史の教科書やNHKの大河ドラマなどでお馴染みですが、武田信玄と上杉謙信が北信濃の善光寺平を舞台に繰り広げた川中島の合戦ではこの棒道を疾走したのであろう。
  1553〜1564年(天文 22年〜永禄 7年)の 12年間に 5回戦ったとか。