JR篠ノ井線 聖高原駅から約 10Kmです。
聖高原駅から坂井村に入り、青木村方面に右折し 1Kmほど進むと左側斜面に村営の冠着荘があり、そのまま直進 6Km先が修那羅峠です。
峠の手前に案内板があり、そこを右折してしばらく登ると安宮神社の駐車場です。
そこから少し歩くと地元の人達が、ショナラさんと親しみを込めて呼んでいる 修那羅山安宮神社本殿で、裏山一帯には石神・石仏などが数百体安置されています。
この山は修験者、修那羅大天武が幕末から明治初期にここに住み込み、数々の霊験により村人の信仰を集め開山したといわれており、信者達は願いをかなえてもらった お礼に、石神仏を奉納したと伝えられてます。
修那羅山は土俗信仰を集約しているともいわれており、義軌にこだわらず?、自由な発想?による特異な像形が多く、40Cm程度の小さなものがほとんどです。
稚拙美なのでしようか、ほのぼの感じる石仏・ユーモラスな姿の石神など 撮るのを忘れるほど魅力に満ちたものが数多くあります。
此処には四度五度と訪ねていますが飽きがこない、四季を通して、特に雪化粧のときにもう一度と考えています。
社務所横の小さな食堂に素朴な味の おやき があります。
好きな石仏の前で語りながら.............がお薦めです。
ここから 20Kmほど北の 更埴市八幡に霊諍山霊場があり、ここと同じような感じのする石神仏が百体ほど祀られています。
修那羅山とも関連が深いようです。 霊諍山に撮りに行ったとき頂戴した資料 ”更埴市 霊諍山における土俗信仰について” を御参照下さい。
霊諍山の石神仏
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